昔の自分は、「自分がしょぼいと認めたくない。周りにすごいって言われたい。」もう何をやるにもそんな感じで、「自分が一番じゃなきゃ絶対に嫌だ。」本当にそんなプライドの塊でした。
 そんな自分が変わるきっかけは、大学3年生の時に休学してオーストラリアに行った時でした。「他の大学生に負けたくない!」「このまま就活しても大した男にはなれない。だから社会に出る前に自分の器をもっと拡げたい!」と、英語も喋れないまま7万円だけ握り締め、あとは根拠のない自信だけを持って現地の企業で働くことを目的に海を渡りました。しかし現実は甘くなく・・・。いつまでも英語が喋れないので毎日20件以上飛び込み営業で自分を売り込むも仕事が全く見つかず、どんどんどんどんお金がなくなっていって・・・。所持金が2,000円を切ったあたりからバックパッカーに住むのも諦めて。そこから、オーストラリアの公園でホームレス生活がスタートしました。(笑) 今だから笑い話なんですが、そこは砂漠の町で普通にサソリとかいて。当時は本当に「死」を実感していました。「明日果たして自分は生きているんだろうか?一週間後も生きていられるんだろうか?」って考えが、嫌でも頭の中を巡って。でも、「自分の勝手な判断で一年休学したのに、何も成果を得ずに日本に帰るのは絶対に嫌だ!」っていう謎のプライドだけはあって。それからは毎日食パン4枚だけ食べて生きる生活。朝起きて一日中仕事を探して、見つからなかったらその日もまた収入ゼロ。夕方になるとだだっ広いオーストラリアの空を見つめながら次の日を待つ一日。そんな日が一週間も続くと、だんだん体に力が入らなくなって、体が起こせなくなってきて・・・。その時は、本当に情けないのと死ぬのが怖いのとで自然と毎日泣いていました。
 「日本にいた時は、親がいて、言語が話せて、友達がいたから生きてこられたのに、それが無くなったら自分は自分自身すらも生かすことができない。本当に情けないし自分には全く力がないんだな。」って強く思って。それからです。人生にプライドなんていらないって思い始めたのは。だってそんなプライドがあってもまともに生きていくことができなかったので。(笑)
 その時の気持ちが原点となり、「生きる力とは何か?お金を稼ぐとはどういうことか?」それを学ぼうと日本に帰ってきて、就活がスタートしました。

就活中に友人の紹介で偶々リプライスを知り、最初は全く興味なかったんですが(笑)、知れば知るほどまぁ面白くて。当時は売上げが30億円程度、本社も岐阜にあったのですが、「これだけの事業ポテンシャルがあって、これだけ面白い人たちがいる会社にこのタイミングで入るのはすごくチャンスだ!」と思って。「この会社で事業と組織を拡大していきながら、その方法論を身につけて行きたい。そして、この会社で何か日本一、世界一になる事業や会社組織を自分の手で創り上げて行きたい!」って決意しました。

内定者時代から採用に関わり、1年目に新規エリアの営業と新卒採用の責任者、2年目はメンバーを5人持ちながら全社最高の売上目標15億円のエリアマネージャーに。そして現在は社長の右腕として日々社長と会社の方向性を協議しながら、「再生住宅事業の強固な基盤造り」「組織変革」「新規事業創造」をメインで担っています。
 それぞれの立場、色んな人達との関わりの中で得たものはたくさんありますが、自分の経験の中で一番印象に残っているのは1年目の時の新卒採用責任者の経験です。まだまだ大きな力のないリプライスの実情から考えれば、「一人でも多くの同じ価値観を持つ仲間に来て欲しい。そして一緒に成長していきたい。」しかし一方で、「リプライスを視野に入れてくれる学生がリプライスに来て本当に幸せになれるのだろうか?」この問いは、常に自分の中で渦巻いていました。しかし、ある子に内定を出した時自分の考えが大幅に変わることがあって。その子に内定を出しながら「内定承諾」を貰うのが自分の中でもうものすごい恐怖でした。「自分としては絶対一緒に働きたい!」けど、「彼女にとってリプライスという選択肢は本当に幸せなのか?」それを考えると自分の中でも答えが出なくて。その迷いが出てたからだと思うんですが、最後に口説きに行った時はもうその子と泣きながらお互いのことを話していました。だけどその時に、「いや自分が悩んでいるのは違うだろう。この子が入社しても楽しく働ける会社を創っていけばいいんだろう。それが自分の仕事だし、それだけだ。」と考えが変わって。

「そこに望むものがないならば、自分達で可能性を創りだせばいい。」

そんなリプライスの社風は自分に合っています。これから新規事業や海外展開も見据える中、自分達の進みたい道に向かって自分達で事業も組織も創り出せる環境はたまらなく面白く、この環境でもっと自身と会社を成長させていきたい。ただ悔しいのは、まだまだリプライスは何も日本一、世界一を獲っていないこと。会社も個人もより高みを目指し、日々「変化・進化」を繰り返していきます!!